ノイマン・モデル(その他表記)von Neumann Model

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノイマン・モデル」の意味・わかりやすい解説

ノイマン・モデル
von Neumann Model

J.フォン・ノイマンが創始した経済成長モデルの一種生産技術として,各財の生産に代替可能な多数の固定係数生産技術を想定し,結合生産を認め,資本財などの生産要素をモデル内で再生産する形で扱っている。この結果,純投資=生産能力増加という関係を明示的に扱い,期間分析の手法で動学的な経済分析を行なえるようになった。ノイマン・モデルの発展型には,産業連関表を活用したターンパイク・モデルがあり,この最大均衡成長経路を「ノイマン経路」と呼ぶところにも貢献の大きさがうかがえる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む