ノウウス・ホモ(その他表記)novus homo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノウウス・ホモ」の意味・わかりやすい解説

ノウウス・ホモ
novus homo

ローマ共和政末期,またはそれより少し早い時期に初めて元老院入りをしたある家系最初の人。ノブス・ホモとも表記される。特別の意味では執政官 (コンスル) 職を獲得し,ノビリタスになったある家系の最初の人を表示した用語弁論家として政界に進出した M.キケロもその例である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android