のぞみ台車亀裂問題

共同通信ニュース用語解説 「のぞみ台車亀裂問題」の解説

のぞみ台車亀裂問題

2017年12月11日、博多発東京行き新幹線のぞみ34号で、JR西日本の乗務員らが異常音や異臭を確認しながら、現場と指令員が停止判断を人任せにし、名古屋駅で点検するまで3時間以上運行を続けた。台車枠亀裂は破断寸前で、運輸安全委員会が新幹線初の重大インシデントに認定した。台車を製造した川崎重工業鋼材マニュアルに反して薄く削り込んでいたことが判明。発覚前日には台車部品の強度に悪影響を与えるほど亀裂が拡大していたとみられることも分かった。

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