ノバーラ(読み)のばーら(その他表記)Novara

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ノバーラ」の意味・わかりやすい解説

ノバーラ
のばーら
Novara

イタリア北西部、ピエモンテ州ノバーラ県の県都。人口10万1921(2001国勢調査速報値)。ティチーノ、セジア両河川に挟まれた豊かな灌漑(かんがい)平野に位置し、稲作の中心地。交通の要衝でもある。また食品、機械繊維化学などの工業も盛んで、ピエモンテ州では州都トリノに次ぐ工業都市となっている。1849年3月、サルデーニャ軍がオーストリア軍と衝突し、決定的な敗北を喫した(ノバーラの決戦)地でもある。

[堺 憲一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android