ノルデンスキヨルド石(読み)ノルデンスキヨルドせき

最新 地学事典 「ノルデンスキヨルド石」の解説

ノルデンスキヨルドせき
ノルデンスキヨルド石

nordenskiöldine

化学組成CaSn(BO32鉱物。三方晶系,空間群,格子定数a0.4853nm, c1.5920,単位格子中3分子含む。底面平行な厚板状結晶,あるいは錫石や方解石などと平行連晶したレンズ状集合。無色でいろいろな濃さの黄色を帯びる。透明,ガラス光沢,劈開面で真珠光沢。劈開{0001}に完全,{}に不明瞭。硬度5.5~6,比重4.20。薄片では無色,屈折率ω1.778, ε1.660,一軸性負。Caの位置をMnで置換したツシオナイト(tusionite)とは同構造。BO3がCO3となったドロマイト族とも同構造。ノルウェーのアルカリ深成岩ペグマタイト中に少量産するほか,ナミビアや中国の錫鉱床からも産出。名称はスウェーデンの鉱物学者で探検家であったN.A.E.Nordenskild(1832~1901)に由来。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 吉井

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む