20世紀西洋人名事典 「ハイムスーティン」の解説
ハイム スーティン
Chaïm Soutine
1894 - 1943.8.9
フランスの画家。
リトアニア出身。
ヴィルナの美術学校で学び、1913年パリに行き、貧困な生活を送りながらモディリアニやクレメーニュらと親交を持つ。’19年画商ズボロフスキーの計らいで南フランスに移り、激しい風景画連作を制作し、悲劇的画風を確立する。エコール・ド・パリの一人で激しい表現主義的な世界を提示する。代表作に「皮を剥がれた牛」(’25年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報