ハイラー(その他表記)Heiler, Friedrich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハイラー」の意味・わかりやすい解説

ハイラー
Heiler, Friedrich

[生]1892.1.30. ミュンヘン
[没]1967.4.24. ミュンヘン
ドイツの宗教学者,高教会主教。初めカトリック神学を学んだが,自由主義神学の影響を受けてルター派に転じた。さらに純正なカトリシズムと諸教会の一致を求めて,アングリカンの高教会に近づき,ドイツの同教会運動の会長となった。主著『祈り』 Das Gebet (1918) ,『カトリシズム』 Der Katholizismus (23) ,『ウパニシャッドの秘義』 Die Mystik der Upanischaden (25) ,『福音主義的カトリック (普遍) 性』 Evangelische Katholizität (26) ,『原始教会東方教会』 Urkirche und Ostkirche (37) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む