はだしのゲン

共同通信ニュース用語解説 「はだしのゲン」の解説

はだしのゲン

漫画家の故中沢啓治なかざわ・けいじさんが広島での被爆体験を基に描いた自伝的作品。1973年に雑誌で連載が始まった。主人公ゲン広島市内で被爆。自宅は倒壊して火に包まれ、父と姉、弟を亡くした。原爆がもたらした貧困差別と向き合いながら、たくましく生きるゲンの姿が共感を呼んだ。平和教材として読み継がれ、テレビアニメやミュージカル、朗読劇など幅広く取り上げられた。英語やロシア語など24言語に翻訳されている。

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デジタル大辞泉プラス 「はだしのゲン」の解説

はだしのゲン

中沢啓治による漫画作品。広島市に住む少年中岡元が原爆で父、姉、弟を亡くしながらも、たくましく生きる姿を描く。『週刊少年ジャンプ』1973年第25号~1974年第39号、『市民』1975年9月号~1976年8月号、『文化評論』1977年7月~1980年、『教育評論』1982年4月~1985年に連載。汐文社全10巻。2004年アングレーム国際マンガ祭環境保護に関する最優秀コミック賞受賞。1976年、1977年、1980年に実写映画が、1983年と1986年に劇場用アニメが公開され、2007年フジテレビでドラマが放映された。

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