はっしと

精選版 日本国語大辞典 「はっしと」の意味・読み・例文・類語

はっし‐と

  1. 〘 副詞 〙
  2. 矢や槍などが勢いよく飛んで、物に突き立つさまを表わす語。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. 刀剣など堅い物が激しく打ち当たるさまを表わす語。比喩的にも用いる。
    1. [初出の実例]「長刀(なぎなた)を、はっしと打って」(出典:大観本謡曲・熊坂(1514頃))
  4. ぴんと張りつめたさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「山茶のなりは葉が厚して、はっしとして」(出典:四河入海(17C前)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む