ハット・トゥオン(その他表記)Hat Tuong

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハット・トゥオン」の意味・わかりやすい解説

ハット・トゥオン
Hat Tuong

ベトナムの歌舞劇。 1920年頃,古典歌劇ハット・ボイから発達した。演出形態をはじめ,衣装,化粧,立回りなどの動作はハット・ボイによく似ている。歌手は作り声 (裏声) で歌い,脚本は漢字を利用してつくられたチューノム (字喃)に代ってローマ字による民族語の表記法クォク・グー (国語) を用いる。音楽は,親しみやすいメロディーでたちまち国中に広まった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む