ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハバク省」の意味・わかりやすい解説 ハバク〔省〕ハバクHa Bac ベトナム北東部の省。省都バクジャン。首都ハノイの北東に接する。ホン川 (紅河) デルタの北端に位置するため,省の南部は平坦で米作を中心とした農業が行われているが,東部から北部にかけては山岳地帯で,森林におおわれている。 19世紀末から 1913年までこの山岳地帯のイエンテにデタム De Thamの指揮する農民軍がたてこもり,フランスの侵略に最後の抵抗を試みた。バクジャンにはベトナム最初の近代的窒素工場がある。面積 4615km2。人口 217万 2900 (1991) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by