普及版 字通 「ハ・バ・はな・ばしょう」の読み・字形・画数・意味
8画
(異体字)
13画
[字訓] はな・ばしょう
[字形] 形声
声符は巴(は)。(は)と同字で、はな。また香草の名。〔楚辞、九歌、礼魂〕に「を傳へて代るがはるふ」とあって、祭礼の舞などに用いた。のち蕉をいう。唐の書僧懐素は家貧しく、蕉万株を植え、葉を取って紙に代えたという。南方では古くから経文を書写するのに用いた。
[訓義]
1. はな、香草。
2. ばしょう。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ハセヲバ
[熟語]
且▶・蕉▶・茅▶・籬▶
[下接語]
・紅・庭・伝・
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報