ハボロデルフィス・ヤポニクス

最新 地学事典 の解説

ハボロデルフィス・ヤポニクス

学◆Haborodelphis japonicus

北海道羽幌町で見つかった,北西太平洋域から初産出のイッカク科の化石種。ハボロムカシイルカとも。鮮新世前期。イッカク科の化石は世界的に見ても少ない。世界の他地域から見つかるイッカク科の仲間は暖海性とされるが,羽幌町からは寒冷域を好む軟体動物や甲殻類化石が見つかっており,近隣地域で見つかったタキカワカイギュウからは,冷水を好む海藻の存在が間接的に推定される。科レベルでは,冷水域から暖水域まで分布が広かったのかもしれない。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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