ハラパエンリケス(その他表記)Xalapa Enríquez

デジタル大辞泉 「ハラパエンリケス」の意味・読み・例文・類語

ハラパ‐エンリケス(Xalapa Enríquez)

メキシコ東部、ベラクルス州都市。同州の州都。通称ハラパ。港湾都市ベラクルス北西約90キロメートルに位置する。18世紀建造の大聖堂、ディエゴリベラ美術館、オルメカ文化遺物を所蔵する人類学博物館などがある。南郊コアテペックコーヒー産地として有名。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハラパエンリケス」の意味・わかりやすい解説

ハラパ・エンリケス
はらぱえんりけす
Xalapa Enríquez

メキシコ東部、ベラクルス州の州都。通称ハラパ。ベラクルスの北西129キロメートル、標高1370メートルに位置する。人口37万3076(2000)。木材豆類家畜集散地で、「花の町」とよばれる保養地として知られる。州立劇場、州立大学のほかオルメカ文化やトトナカ文化の遺物の展示で有名な州立人類学博物館がある。南郊のコアテペックはコーヒーの産地として有名である。

[高木秀樹]

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世界大百科事典(旧版)内のハラパエンリケスの言及

【ハラパ】より

…人口27万9451(1990)。正式名称ハラパ・エンリケスJalapa Enríquez。東シエラ・マドレ山脈中の標高1487mに位置する。…

※「ハラパエンリケス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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