インド北西部、パンジャーブ平原に広がる州。ハリヤナともいう。面積4万4212平方キロメートル、人口2108万2989(2001)、2535万1462(2011センサス)。州都はチャンディガル。1966年、パンジャーブ語圏のパンジャーブ州から分離、ヒンドゥー語圏に入った。年降水量300~500ミリメートルの半乾燥地域で、南半分は砂丘が占める。サトレジ川をせき止めたバークラ・ダムからの灌漑(かんがい)水によって全耕地の23%が灌漑地域となり、さらに灌漑地域を広げようとしている。先進農業地域で、穀物、サトウキビ、大豆、綿花が主作物で、工業は綿紡績、セメント、自転車、化学、ガラスなどが立地する。アンバーラ、ヒサール、ロータック、ジンド、カーナルなどの大都市がある。
[成瀬敏郎]
ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...