デジタル大辞泉 「アンバーラ」の意味・読み・例文・類語 アンバーラ(Ambala) インド北部、ハリヤナ州の都市。デリーの北約200キロメートルに位置する。パンジャブ州と州境に近い。英国統治時代に駐屯地が置かれ、現在はインド軍の基地がある。穀物、綿花、砂糖の集散地で、織物・繊維などの商取引が盛ん。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「アンバーラ」の意味・わかりやすい解説 アンバーラあんばーらAmbala インド北部、ハリアナ州北部にある都市。人口13万9222(2001)。デリーの北方200キロメートルにあり、シムラとアムリッツァルとの分岐点にあたる交通要地である。統治時代の19世紀中ごろから軍隊の駐屯地として発展し、現在もインド最大級の軍隊宿営地で、デリー北面の防衛拠点となっている。穀物、綿花、砂糖などの重要な集散地で、綿紡績、製粉、食品加工業のほか竹細工など工芸品の生産も盛んである。[中里亜夫] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例