ハリバートン(その他表記)Thomas Chandler Haliburton

デジタル大辞泉 「ハリバートン」の意味・読み・例文・類語

ハリバートン(Haliburton)

カナダ、オンタリオ州東部の村。マスコーカ地方に位置する。緑豊かで湖が多く、別荘地として人気がある。芸術家が多く集まることでも知られ、ギャラリー美術館がある。

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改訂新版 世界大百科事典 「ハリバートン」の意味・わかりやすい解説

ハリバートン
Thomas Chandler Haliburton
生没年:1796-1865

カナダのユーモア作家。カナダ自治領成立前のノバ・スコシアで法曹人,政治家,かつ作家として多彩な活動をした。ノバ・スコシア最高裁判事(1841-56)を務めたのち,イギリスに移住し,同国の下院議員(1859-65)に選ばれた。また抜け目のないヤンキー気質を巧みに風刺した《時計師サム・スリックの言行録》3巻(1836-40)で人気を博した。ほかにノバ・スコシアの伝承を紹介した《老判事,あるいは植民地における生活》2巻(1849)などがある。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハリバートン」の意味・わかりやすい解説

ハリバートン
Haliburton, Thomas Chandler

[生]1796.12.17. ノバスコシアウィンザー
[没]1865.8.27. ミドルセックス
カナダの風刺作家。抜け目のないアメリカ人サム・スリックを主人公にして愚直なノバスコシア人と対比させた『時計屋,またはスリックビルのサミュエル・スリックの言行録』 The Clockmaker; or,The Sayings and Doings of Samuel Slick of Slickville (1835~36) で名をあげた。晩年はイギリスへ移り国会議員を数年間つとめた。

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