最新 地学事典 「ハルトマンの法則」の解説
ハルトマンのほうそく
ハルトマンの法則
Hartman’s law
共役的な2組の剪断面のなす角と主応力との間にある一つの規則性で,鋭角の二等分線方向に最大主応力が位置し,鈍角の二等分線方向に最小主応力があるとするもの。劈開構造をもたない岩石の圧縮破壊の場合,破断面と最大主応力のなす角は封圧の小さいとき15°~40°, 封圧が増加すると45°に近づく。引張破壊の場合には非常に小さく,5°~10°程度。劈開構造をもつ岩石では破断面の方位は多少ともその異方性に支配される。
執筆者:原 郁夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

