ハンコッカイト

最新 地学事典 「ハンコッカイト」の解説

ハンコッカイト

hancockite

化学組成CaPbAl2 Fe3+(Si2O7)(SiO4)O(OH)の鉱物。緑れん石上族,緑れん石族に属する。単斜晶系,空間群P21/m, 格子定数a0.903nm, b0.562, c1.029, β115.9°, 単位格子中2分子含む。結晶面が丸みを帯びた細長い木片状で緑れん石に似る。結晶は黄褐色,塊状集合体は褐赤色,半透明,ガラス光沢。劈開{001}に完全。硬度6~7,比重4.03。薄片では淡褐黄~淡紅もしくは帯緑黄色,多色性著しい。屈折率α1.788, β1.810~1.825, γ1.830, 2V(-)38°~50°, 光分散rv弱。米国ニュージャージー州Flanklinから,ざくろ石・黒雲母・斧石・珪亜鉛鉱などに伴う。名称は,Flanklin産鉱物の収集家E.P.Hancock(1836~1916)にちなむ。

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参照項目:緑簾石

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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