普及版 字通 「ハン・まがき」の読み・字形・画数・意味

12画
[字訓] まがき
[説文解字]

[字形] 会意
林+爻(こう)。爻はまがきを組んだ形。〔説文〕三下に「
なり」と畳韻を以て訓する。柴垣の類を藩籬(はんり)、鳥籠の類を樊籠(はんろう)という。字はまた樊に作る。[訓義]
1. まがき、かき。
2. おおい、かご。
[声系]
〔説文〕に
声として樊、また樊(はん)声として五字を収める。樊は
の繁文。別に攀・
などの字があり、纏繞し、攀援(はんえん)する意がある。[語系]
・樊・
biuanは同声。
は
茂、細かく組むことを
という。
(藩)・
piuanも声近く、藩籬として組むことをいう。
puanは柄のある箕(き)(ちりとり)で、熊手のようにかき掃くもの。これも竹などで編んだものである。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

