ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バエチカ」の意味・わかりやすい解説 バエチカBaetica スペイン南部地方の古代ローマ名。前 197年以来ローマの属州となった「かなたのヒスパニア」 Hispania Ulteriorの一部で,前 27年元老院領となりバエチカと呼ばれた。ほぼ現在のアンダルシアである。1世紀にはラテン化し,ぶどう酒,小麦,羊,銅などをローマに輸出。中世にはバンダル族の侵入を受けた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by