普及版 字通 「バク・しずか・さびしい」の読み・字形・画数・意味
14画
[字訓] しずか・さびしい
[字形] 形声
声符は(ばく)。は(暮)の初文。寂をいう。〔楚辞、遠遊〕に「野、寂として其れ人無し」と(漠)に作る。は室や墓室の静寂幽暗のさまをいう。
[訓義]
1. しずか、さびしい。
2. 漠と通用する。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 シヅカナリ・イヘ
[語系]
・・・・mak下は同声。みな静かで幽暗の意がある。mak、myekもとじこめる、たれこめる意があり、みな一系の語である。
[熟語]
寂▶・然▶・▶・落▶
[下接語]
索・寂・沖・恬・窈・落
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報