デジタル大辞泉 「幽暗」の意味・読み・例文・類語 ゆう‐あん〔イウ‐〕【幽暗/幽▽闇】 [名・形動]暗く、かすかなこと。また、そのさま。「夕とも昼ともつかぬ一種―な世界の中に」〈荷風・ふらんす物語〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「幽暗」の意味・読み・例文・類語 ゆう‐あんイウ‥【幽暗・幽闇】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 暗く明らかでないこと。暗くてひっそりしたところ。また、そのさま。[初出の実例]「譬如震霆発響、蟄蚑開封、朝烏転輪、幽闇渙氷」(出典:三教指帰(797頃)下)「罪を犯したる人を召捕らへ幽暗に行ひたる罪科の告訴を聞き」(出典:英政如何(1868)一六)[その他の文献]〔後漢書‐竇武伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「幽暗」の読み・字形・画数・意味 【幽暗】ゆう(いう)あん 奥深く暗い。宋・文天祥〔正気の歌の序〕余、北に囚せられ、一土室に坐す。廣尺、深さ四可(ばかり)。單低小、白(まど)短窄(たんさく)、下にして幽なり。字通「幽」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報