バシロサウルス

共同通信ニュース用語解説 「バシロサウルス」の解説

バシロサウルス

約4千万年前から三千数百万年前に生息したクジラの祖先。当初は爬虫はちゅう類の一種と考えられ、「トカゲの王」を意味するこの名称が誤って付けられた。世界各地で同種の化石が見つかっている。エジプトでは古代エジプトの女神にちなみ、バシロサウルス・イシスと命名された。ワディ・ヒターンで1980年代に始まった調査で「後ろ足」が見つかり、クジラが陸上から海洋動物に進化する過程の空白を埋める発見となった。(ワディ・ヒターン共同)

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最新 地学事典 「バシロサウルス」の解説

バシロサウルス

学◆Basilosaurus

始新世後期に生存していた原始クジラ類の属。ウナギのように細長い体型にもかかわらず大型で,体長18mに達するものもいた。後肢は陸上で自重を支えることが不可能な程度に小さかった。歯冠には多数の副咬頭(こうとう)がある。胃の内容物から魚を食べていたことが知られているが,同時代に生きていた,ドルドンという中型の別の原始クジラ類の子どもを襲っていた可能性も指摘されている。

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