デジタル大辞泉
「後ろ足」の意味・読み・例文・類語
うしろ‐あし【後ろ足】
1 「後足」に同じ。
2 きびすを返して、逃げようとすること。
「国々の兵どもに向かって―をも踏み」〈盛衰記・四一〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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うしろ‐あし【後足・後脚】
- 〘 名詞 〙
- ① 四足動物の後ろの足。あとあし。〔日葡辞書(1603‐04)〕
- ② きびすを返して逃げようとすること。また、その足つき。逃げ足。多く、「後ろ足を踏む」の形で用いる。
- [初出の実例]「後足(ウシロアシ)をも踏み、命(めい)をも惜ししと思はん人々は」(出典:源平盛衰記(14C前)四一)
- ③ 太刀の鞘(さや)についている二つの足金(あしがね)のうち、後ろのもの。二の足。
- [初出の実例]「一 舞人尻鞘指時、剣後足を頗後方へ押遣て指レ之」(出典:世俗浅深秘抄(1211‐13頃)下)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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