バスアービトレーション(読み)ばすあーびとれーしょん

ASCII.jpデジタル用語辞典 「バスアービトレーション」の解説

バスアービトレーション

ある瞬間バスの使用権を持つことが許されるのは、1つのマスターだけである。複数のマスターが同時にバスを使用できない。そのため、バスに複数のマスターが存在する場合には、何らかの方法で、それぞれのマスターに使用権をうまく割り当てていかなければならない。これをバスアービトレーション(arbitration:調停)という。アービトレーションを行なうことはアービタと呼ぶ。 EISAMCAのアービタはインテリジェントなタイプで、各マスターの特性を考慮してアービトレーションを実行する。アービトレーションが適切でないと、特定のマスターがバスを占有して続けて他のマスターがバスを使用できなくなったりする。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android