ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バティフォル」の意味・わかりやすい解説
バティフォル
Batiffol, Pierre
[没]1929.1.13. パリ
フランスのカトリック教会史家。パリで L.デュシェーヌに学び,1889年から聖バルバラ学院で教えた。 J.ラグランジュとともに聖書学雑誌"Revue biblique"で活躍。 98年ツールーズのカトリック研究所長。 1907年著書『聖餐論』L'Eucharistie (1905) などが近代主義的として禁書にされたが,彼自身は反近代主義の立場を守り続けた。主著『初期教会とカトリック教』L'Eglise naissante et le catholicisme (09) 。
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