バユス(その他表記)Baius(Bajus), Michael

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バユス」の意味・わかりやすい解説

バユス
Baius(Bajus), Michael

[生]1513. メリン
[没]1589.9.16. ルーバン
フランドルの神学者。本名 Michel de Bay。ルーバン大学卒業。 1552年母校の神学教授。スコラ的方法を捨て,アウグスチヌスの新解釈に基づく恩恵義認の新教説を説き,67,79年教皇に非難された。 75年母校総長。その思想はバユス主義として残り,ヤンセニウスに大きな影響を与えた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む