バルール石(読み)バルールせき

最新 地学事典 「バルール石」の解説

バルールせき
バルール石

varulite

化学組成Na2 Mn2+(Mn2+Fe3+)(PO4)3の鉱物。単斜晶系,空間群C2/c, 格子定数a1.191nm, b1.254, c0.646, β114.98°, 単位格子中4分子含む。繊維状結晶の粒状集合。にぶい黄緑色,半透明~ほぼ不透明,ガラス~土状光沢。劈開{001}・{010}に良好,硬度5,比重3.58。薄片では黄緑~草緑色,屈折率α1.71~1.72, β1.71~1.73, γ5.72~1.73, 2V(+)~70°。光分散r>v。アルオード石上族,アルオード石族の一員。リン酸塩ペグマタイト中に産する。日本では茨城県かすみがうら市雪入に少量産出。名称は原産地スウェーデンのVaruträskに由来。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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