バーク石(読み)バークせき

最新 地学事典 「バーク石」の解説

バークせき
バーク石

burkeite

化学組成Na4 SO4(CO3,SO4)の鉱物直方晶系,空間群Pbnm(亜格子Pmnm),格子定数a0.517~0.519nm, b2×(0.921~0.925),c3×(0.706~0.709),単位格子中12(2)分子含む。合成実験でCO3>SO4のときPbnmが安定,CO3<SO4のときPmnmが安定とされている。板状結晶の球状~不規則塊状。白~灰色,透明~半透明,ガラス~脂肪光沢。劈開なく,断口貝殻状。硬度3.5, 比重2.57。薄片では無色,屈折率α1.448, β1.489, γ1.493, 2V(-)34°。水に可溶。主に塩湖の蒸発乾固物として,粘土層中に重炭酸ソーダ石・芒硝などに伴う。日本では大分県別府市観海寺温泉の沈殿物として冬の乾燥期に生成。名称はAmerican Potash and Chemical会社の化学技師W.E.Burkeに由来。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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