バージニア=ケンタッキー決議(読み)バージニア=ケンタッキーけつぎ(その他表記)Virginia and Kentucky Resolutions

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

バージニア=ケンタッキー決議
バージニア=ケンタッキーけつぎ
Virginia and Kentucky Resolutions

1798年にアメリカの連邦派が成立させた外人法 (帰化に要する在留期間を延長し危険な外人を取締る) ,治安法 (政府および大統領,議員の公的行為を悪意に満ちて批判するものは処罰する) に反対して,リパブリカンズ (共和派) が自派の優勢なケンタッキー,バージニア両州議会で通過させた決議。この決議は,連邦議会が州の委託した権限を逸脱するとき,州はこれに反対する法的根拠を有するとした。特にケンタッキーは,この場合に州はその連邦法に従わなくてもよいとの「連邦法無効」の主張をし,州主権論として,のち南部で主張し続けられ,南北戦争での南部分離の理論に発展した。

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