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帰化 きかnaturalization

翻訳|naturalization

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

帰化
きか
naturalization

自己の志望によって後天的に特定の国の国籍を取得し,その国の国民となること。(1) 帰化の要件については国によって異なるが,日本の国籍法によれば法務大臣の許可が必要とされ,許可条件として引き続き 5年以上日本に住所を有し,20歳以上で本国法によって能力を有し,素行が善良であり,また重国籍者にならないこと等が定められている(4,5条)。

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デジタル大辞泉の解説

き‐か〔‐クワ〕【帰化】

[名](スル)
他国の国籍を得て、その国民となること。「日本に帰化する」
生物が原産地から他地域に運ばれ、新しい環境に適応して生存・繁殖するようになること。

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百科事典マイペディアの解説

帰化【きか】

自己の志望によって国籍を取得すること。申請に基づき,一定の条件を備えた場合に許可される。日本の国籍法は,引き続き5年以上日本に住所をもち,20歳以上で本国法によって能力をもち,素行善良で独立の生計を営むことができ,日本国籍の取得によって本国国籍を失うことに同意し,暴力主義的破壊団体に所属したことがないなどを条件としている。
→関連項目無国籍児

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世界大百科事典 第2版の解説

きか【帰化 naturalization】

一定の条件を具備する者の志望に基づいて,国家がこれに国籍を取得せしめること。今日,いかなる国の国籍立法でも,帰化を認めないものはない。国籍の得喪に関してなるべく個人の自由意思を尊重すべきであるとする国籍自由の原則の一つの表れである。古代には帰化はきわめてまれであったが,19世紀後半以来ヨーロッパ諸国から南北アメリカに移住する者が現れるにいたり,以後諸国において頻繁に認められるにいたった。日本において帰化の歴史を考えるとき,まず思い浮かぶのが古代における渡来人(帰化人)であるが,これは事実上中国人,朝鮮人のみであった。

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大辞林 第三版の解説

きか【帰化】

( 名 ) スル
〔「後漢書童恢伝」より。君王の徳化に服従する意〕
本人の希望によって他国の国籍を取得し、その国の国民となること。日本では法務大臣の許可を得て日本国籍を取得することができる。 「日本に-する」
生物が、本来の自生地から人の媒介などで新たな地域に移され、その地の環境で野生化すること。 「 -植物」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

帰化
きか
naturalization

個人の意思により国籍を取得すること。自国の国籍を有しない者に対していかなる要件で国籍取得を認めるかについては、各国の法政策により大きく異なる。
 日本の国籍法では、申請者の資格に応じて、普通帰化(同法5条)、簡易帰化(同法6・7・8条)、大帰化(同法9条)の三つに分けて帰化条件を定めるとともに、外国人の申請に対する帰化の許可を法務大臣の裁量にゆだねている(同法4条)。
 普通帰化は、引き続き5年以上日本に居住し、20歳以上で、本国法による能力者であり、素行が善良であること、自己または配偶者その他の親族によって生計を営むことができること、国籍を有しないか、帰化により国籍を失うことなどの要件を必要とする。ただ最後の要件は一定の場合に緩和されている。簡易帰化は、日本国民の子などについて、前記の居住要件や年齢要件などを緩和したものであり、大帰化は、日本に特別功労のある外国人について、国会の承認を得て許可されるものである。帰化とは別に、国籍留保の意思表示をしなかったため日本国籍を失った者が、法務大臣への届出により日本国籍を取得することが認められている(国籍法17条)。[澤木敬郎・道垣内正人]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の帰化の言及

【国籍】より

…すなわち,子は,(a)出生の時に父又は母が日本国民であるとき,(b)出生前に死亡した父が死亡の時に日本国民であったとき,(c)日本で生まれた場合において,父母がともに知れないとき,又は国籍を有しないときに限り,日本国籍を取得するものとしている(2条)。(2)帰化による国籍の取得 一般には一定期間の居住その他,法定の条件を備えた外国人の志望に基づいて,国家がこれに国籍を付与することを帰化というが,日本の国籍法も帰化を認め,その条件について規定している。帰化は,その条件の寛厳の差異により,普通帰化と特別帰化に区別される。…

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