20世紀西洋人名事典 「バーナードカッツ」の解説
バーナード カッツ
Bernard Katz
1911.3.26 -
ドイツ,英国の生物物理学者。
ライプチヒ(ドイツ)生まれ。
ライプチヒ大学(医学部)[’34年]卒,ユニヴァーシティー・カレッジ大学院(phD)[’38年],理学博士[’43年]。
1939年より3年間シドニー病院のベイト記念リサーチ・フェローの地位に付く。その際エクルズ、クフラーと神経接合部の生理の研究を行う。’50年代、彼は神経筋接合部の神経末端から微量のアセチルコリンが放出され、それにより終板部の電位が微妙に上がる事を発見した。’70年には、これらの研究で、ノーベル生理学・医学賞を受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報