最新 地学事典 「融食」の解説
ゆうしょく
融食
corrosion
鉱物がとけるとき,成長の速い部分が逆にとけやすいので,角や劈開,包含物や割れ目に沿ってとけはじめ,結晶面に垂直な方向にとけにくいので,不規則球状になる。この現象を融食という。マグマから早期に晶出した斑晶が残液にとけて丸くなったり(火山岩の石英の斑晶に多い),一種の反応縁ができたりする。後者をA.Johannsen(1939)は融食縁と呼ぶ。融食境界もほぼ同義。
執筆者:端山 好和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

