パキスタン音楽(読み)パキスタンおんがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パキスタン音楽」の意味・わかりやすい解説

パキスタン音楽
パキスタンおんがく

インド音楽圏に属する。北インドでは,インドにイスラム教徒が入って以来,ヒンドゥー的要素とイスラム的要素の混り合った独自の音楽を作り出したが,古典音楽はその北インドの音楽とまったく同じものである。民俗音楽は,パキスタン独自のものがありパシュトゥーン人 (アフガン人) の民謡などは有名楽器も北インドで用いられているものと同じであるが,今日インドではあまり使用されなくなりつつあるサリンダなどの弓奏楽器とその音楽はここでむしろ発展している。また舞踊も,北インドで広く行われているカタックが盛んである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む