パキスタン音楽(読み)パキスタンおんがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パキスタン音楽」の意味・わかりやすい解説

パキスタン音楽
パキスタンおんがく

インド音楽圏に属する。北インドでは,インドにイスラム教徒が入って以来,ヒンドゥー的要素とイスラム的要素の混り合った独自の音楽を作り出したが,古典音楽はその北インドの音楽とまったく同じものである。民俗音楽は,パキスタン独自のものがありパシュトゥーン人 (アフガン人) の民謡などは有名楽器も北インドで用いられているものと同じであるが,今日インドではあまり使用されなくなりつつあるサリンダなどの弓奏楽器とその音楽はここでむしろ発展している。また舞踊も,北インドで広く行われているカタックが盛んである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む