パク・チャヌク(読み)朴 贊郁(英語表記)Park Chan-wook

現代外国人名録2016 「パク・チャヌク」の解説

パク・チャヌク
朴 贊郁
Park Chan-wook

職業・肩書
映画監督

国籍
韓国

生年月日
1963年8月23日

出生地
ソウル

学歴
西江大学哲学科卒

受賞
アジア映画祭グランプリ(第3回)〔2001年〕「JSA」,大鐘賞最優秀作品賞(第38回)〔2001年〕「JSA」,青龍賞監督賞(第12回)〔2001年〕「JSA」,百想芸術大賞監督賞〔2001年〕「JSA」,カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ(第57回)〔2004年〕「オールド・ボーイ」,大鐘賞監督賞(第41回)〔2004年〕「オールド・ボーイ」,バンコク映画祭最優秀監督賞〔2006年〕「親切なクムジャさん」,ベルリン国際映画祭アルフレッド・バウアー賞(第57回)〔2007年〕「サイボーグでも大丈夫」,カンヌ国際映画祭審査員賞(第62回)〔2009年〕「コウモリ

経歴
西江(ソガン)大学哲学科在学中に映画クラブ“西江映画共同体”を結成、映画評論を手掛ける。1992年「月は…太陽が見る夢」で映画監督デビュー。その後も映画評論活動を続け、’94年批評集「映画を見ることの密かな魅力」を出版。2000年南北朝鮮兵士の友情を描いた映画「JSA」が600万人の観客を動員し、韓国史上最高の大ヒットとなる。2001年フランスのドーヴィルで開催されたアジア映画祭でグランプリを獲得、同年大鐘賞最優秀作品賞、青龍賞監督賞を受賞。2004年「オールド・ボーイ」(2003年)で韓国映画史上初のカンヌ国際映画祭グランプリを受賞し世界から注目を集める。他の作品に「三人組」(1997年)、「復讐者に憐れみを」(2002年)、「もし、あなたなら〜6つの視線」(2003年)、「美しい夜、残酷な朝」(2004年)、「親切なクムジャさん」(2005年)、「サイボーグでも大丈夫」(2006年)、「コウモリ」(邦題:「渇き」,2009年)、「波瀾万丈」(短編オムニバス,2011年)、「青は藍より出でて、藍より青し」(2012年)、「イノセント・ガーデン」(米映画,2012年)など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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