ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パスキエ公」の意味・わかりやすい解説
パスキエ公
パスキエこう
Pasquier, Étienne (-Denis), Duc de
[没]1862.7.5. パリ
第一帝政期,王政復古期,七月王政期に活躍したフランスの政治家。恐怖政治時代父エティエンヌは処刑され (1794) ,彼自身王党派として逮捕されたが,ナポレオン (1世) に用いられ,王政復古には立憲王党派の中心として活動し,国務相 (1815) ,外相 (19~21) ,七月革命直後上院議長 (30) ,1837年にはフランス最後の大法官をつとめた。 44年公爵。 48年の革命を機に引退。
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