パッシブタグ(その他表記)passive tag

デジタル大辞泉 「パッシブタグ」の意味・読み・例文・類語

パッシブ‐タグ(passive tag)

ICタグ一種電池を内蔵せず、受信する電波電力に変換して駆動する。通信距離は1メートル程度。小型軽量で永続的に利用できるため、商品識別管理など、産業面での応用が期待されている。パッシブ型ICタグパッシブ型RFIDタグ。→アクティブタグセミアクティブタグ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「パッシブタグ」の解説

パッシブタグ

電池を内蔵せず、自らが発電することで駆動する無線ICタグ(RFID)の方式。仕組みとしては、リーダー/ライタアンテナが放つ電波でパッシブタグの周囲に内蔵したコイル電磁誘導させて発電する方式などが用いられている。リーダー/ライタとの交信範囲は長くても数十cm程度に限られるが、安価に製造でき、利便性が高いのが特徴。JR東日本の「Suica(スイカ)」、JR西日本の「ICOCA(イコカ)」などに利用されている。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android