現代外国人名録2016 「パットブキャナン」の解説
パット ブキャナン
Pat Buchanan
- 職業・肩書
- 政治評論家,政治コラムニスト 元米国大統領補佐官
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1938年11月2日
- 出生地
- ワシントンD.C.
- 本名
- ブキャナン,パトリック・ジョセフ〈Buchanan,Patrick Joseph〉
- 学歴
- ジョージタウン大学卒,コロンビア大学大学院ジャーナリズム学科修士課程修了
- 経歴
- 1962年23歳で地方紙「セントルイス・グローブ・デモクラット」の論説記者となり、’66年ニクソンの選挙運動に関わったのをきっかけに政治の世界へ。’69〜73年ニクソン政権で特別補佐官、’73〜74年ニクソン及びフォード大統領の顧問、’85〜87年レーガン政権で広報担当補佐官を務めるなど、3人の共和党大統領のスピーチライターとして活躍した。ブッシュ政権誕生でホワイトハウスを離れた後は、’88年よりCNNテレビの人気討論番組「クロスファイア」にレギュラー出演する一方、保守派コラムニストとして内政重視の“アメリカ・ファースト”を唱え、孤立主義の立場から湾岸戦争に反対する論陣を張った。’92年大統領選の共和党予備選に出馬。’96年大統領選に共和党候補として出馬。2000年離党し、第3党の改革党へ。著書に「Right from the Beginning」(1988年)、「病むアメリカ、滅びゆく西洋」(2002年)、「不必要だった二つの大戦―チャーチルとヒトラー」(2009年)、「超大国の自殺」(2011年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報