最新 地学事典 「パラナ・ベースン」の解説
パラナ・ベースン
Parana Basin
南米南部の卓状地に分布する古生代~中生代の堆積盆地。デボン~ペルム系は海成~沿岸域~河成性,ジュラ~白亜系は風成起原の砂岩からなり,海域から砂漠的環境に変化した。ペルム系リオボトニ層中には10層の石炭層があり,ブラジル国内の石炭の90%以上を産出。ペルム系イラチ層(Irati Formation)中には水生爬虫類(Mesosaurus brasiliensis)化石を含む。下部白亜系のボツカツ層群(Botukatu Group)は砂漠起原のアレナイトからなり,空隙が多いため,サンパウロ市の主な地下水層。上部白亜系のセラジェラル層(Serra Geral Formation)は,約150万km3の体積をもつ台地玄武岩からなる。火山活動は133±1Ma~古第三紀。
執筆者:W.Teixeira・和田 秀樹
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

