ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パルティ・ルージュ」の意味・わかりやすい解説 パルティ・ルージュParti Rouge 1849年頃,カナダ東部 (現ケベック州) で結成された急進的政党。のちに穏健化してカナダ自由党に吸収された。元来は L.-J.パピノーらの運動に基盤をもつが,1950年代のケベックにあって,カトリック教会の政治的影響力,残存する封建的諸制度の絶滅を求め,より広範な民主政治を実現しようとした。指導者は A.A.ドリオンで,W.ローリエもこのグループに属していた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by