パルテニオス(その他表記)Parthenios

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パルテニオス」の意味・わかりやすい解説

パルテニオス
Parthenios

前1世紀のギリシア詩人。ニカイア出身。戦争捕虜としてローマに来て解放され,ローマの詩人たちと親交を結んだ。エレゲイアを主とした彼の詩はわずかな断片を残して散逸したが,ローマの恋愛エレゲイア詩人ガルスに材料を提供するために,文学や歴史書から集めた恋愛物語の梗概散文で綴った『恋の悩み』 Erōtika Pathēmataが現存

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む