パルルマン・ベルジュ号事件(読み)パルルマン・ベルジュごうじけん(その他表記)Parlement Belge Case

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

パルルマン・ベルジュ号事件
パルルマン・ベルジュごうじけん
Parlement Belge Case

外国の主権者の所有と管理に属し,公用に供されている船舶は,公船として他国の法廷の裁判を免除されるとした,主権免除に関する古典的判例。イギリス控訴院判決 1880年2月 27日。『パルルマン・ベルジュ』号は郵便船で,貿易目的にも使用され,ベルギー国王所有であった。 76年のイギリス=ベルギー郵便条約では,ベルギーの郵便船はすべてのイギリスの港で軍艦として取扱われるとしていたが,同船が起した衝突事件でイギリス人が損害賠償を求めてイギリス裁判所海事部へ提訴した。その控訴審で裁判所は,同船が部分的に貿易目的に使用されてはいるが公船として裁判権免除をもつとした。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

東日本大震災を受け2011年6月に成立した津波対策推進法で、故事「稲むらの火」にちなみ、11月5日と定めた。江戸時代の1854年11月5日(旧暦)、安政南海地震で大津波が発生。現在の和歌山県広川町で...

津波防災の日の用語解説を読む