パン・アラブ主義

山川 世界史小辞典 改訂新版 「パン・アラブ主義」の解説

パン・アラブ主義(パン・アラブしゅぎ)

ペルシア湾から大西洋までアラブ世界を統一しようとする思想運動。1945年その機関としてアラブ連盟結成。58年シリア,エジプト両共和国のアラブ連合共和国ヨルダン,イラク両王国のアラブ連邦の結成は,進歩と保守の相反する方向を持つその具体化である。いずれもまもなく崩壊したが,その後も中東で根強い政治的底流となっている。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む