パン・トルコ主義

山川 世界史小辞典 改訂新版 「パン・トルコ主義」の解説

パン・トルコ主義(パン・トルコしゅぎ)

トルコ系諸民族の連帯を唱道する思想。20世紀初頭,エンヴェル・パシャら青年トルコ人政府はパン・スラヴ主義などに対抗し,オスマン帝国を核に全トルコ系諸民族の結集を呼びかけることで国家存続を図ったが,第一次世界大戦の敗北政権は崩壊した。戦後アナトリア・トルコ主義をとるムスタファ・ケマルによって大トルコ主義は封印されたが,第二次世界大戦中に台頭した民族主義政党によって復活し,現在までトルコ共和国内で一定の支持を得ている。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

政府首脳が外国を訪問した際の会談内容や合意事項を記した外交文書。法的拘束力は持たないが,その内容は両国を事実上拘束する。類似のものに共同発表 joint statementがあるが,これはより記録的な...

共同声明の用語解説を読む