パーキンソン病治療薬(読み)パーキンソンびょうちりょうやく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パーキンソン病治療薬」の意味・わかりやすい解説

パーキンソン病治療薬
パーキンソンびょうちりょうやく

パーキンソン病は錐体外路系 (運動) 神経の中枢の障害によって起る疾患で,骨格筋の運動が調整を欠き振顫,硬剛がみられる (→パーキンソン症候群 ) 。治療薬として用いられているL-ドーパは脳に取込まれたあと,神経の働きを活発にするアドレナリンの1種であるドーパミンとなり,症状を改善する。L-ドーパ合剤は,脳内でL-ドーパが取込まれるのを助ける働きがある。ドーパミンの分泌促進剤としては塩酸アマンタジンがあり,意欲を向上させる働きもある。ほかに抗コリン薬が副交感神経に働いて,手の震え,筋肉の硬直などの症状を改善する。

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