パーミンバー(その他表記)perminvar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パーミンバー」の意味・わかりやすい解説

パーミンバー
perminvar

3エルステッド程度の磁場まで透磁率が一定値を保つ合金で,標準組成ニッケル 45%,鉄 35%,コバルト 25%,透磁率 300。鉄を 27.5%としてモリブデン 7.5%加えたものは透磁率 550で,抵抗が大になり渦電流損失を少くするので性能がよく,モリブデンパーミンバーと呼ばれる。いずれも透磁率一定とするには特殊な熱処理を必要とする。磁化の変化が忠実に磁場の変化に比例するので,海底電話線の装荷コイル磁心に用いられる。多孔性圧粉磁心としたほうが高周波の場合の性能がよい。恒透磁率合金としては,他にパーマロイBにアルミニウム,銅,ベリリウム,マンガンチタンなどを添加した圧粉磁心も使われる (→磁性材料 ) 。パーミンバーの名は,透磁率 permeabilityと不変 invariableの合字による。

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