パーラ仏(読み)パーラぶつ(その他表記)Pāla

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パーラ仏」の意味・わかりやすい解説

パーラ仏
パーラぶつ
Pāla

インドのパーラ・セーナ朝時代 (8~12世紀頃) にビハール,ベンガル地方を中心に,おもに光沢のある黒玄武岩を用いて制作された仏像。造形的な特色としては眉と目尻の吊上がった面長な顔形で,肉髻 (にっけい) は高くとがり,のちにはその上に宝髻を加える。また臍の下に横一文字の筋肉の隆起が表わされるのもパーラ仏の特色である。特殊な如来形である宝冠仏もグプタ朝に引続き制作された。

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