ひ‐がけ・る
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 日が照りかがやく。一説に、「日翔る」で、日の光が走り差す。
- [初出の実例]「纏向の 日代の宮は 朝日の 日照る宮 夕日の 比賀気流(ヒガケル)宮 竹の根の 根垂る宮」(出典:古事記(712)下・歌謡)
ひがけるの補助注記
「ひがける」「かける」を、輝く、走り差す、隠れるなどとする各種の解釈がある。「かける」は「輝く」の古形カカヤクと関係があろう。光の意のカゲ(影)との関係が考えられるが、清濁に問題がある。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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