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ひずみ時効(歪時効) ひずみじこうstrain ageing

世界大百科事典 第2版の解説

ひずみじこう【ひずみ時効(歪時効) strain ageing】

鋼を引張変形させていく場合,弾性限度を超えたところで塑性変形が始まり,その後,ある範囲でほぼ応力一定のもとで伸びを生じるものがある。この伸びを降伏点伸びと呼ぶが,一度弾性限度を超えた材料を除荷した後,ただちに再び変形を与えても降伏点は現れない。ところが,除荷して長時間室温に放置するか,やや高い温度に保持したのち荷重を加えると再び降伏点を生じる。これをひずみ時効という。ひずみ時効後は強度が増加し,延性が減少する。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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